今回泊まったホテルは「上海海崙賓館」。４年前にも泊まったホテルです。南京東路という、上海一の繁華街に面している、とても便利なところです。私のホテル選びの鉄則は「ちょっと高くても自分の行動する場所の近くにあること」と「交通の便がいいこと」の２点。これがクリアできていれば、旅はより便利で快適で楽しくなるのです。
４年前の上海では、まだ工事中で瓦礫の山だった南京東路も、今ではすっかり様変わり。完全に歩行者専用のストリートとなり、土日はすごい人出です。端から端まで歩けば２ｋｍはあるという長さなのに、歩行者天国。ここを人を避けて通るのはなかなか大変です。ほんの５ｍ進むのだって、かなりのエネルギーが必要。そこでふと横を見たら、歩行者天国だというのに、小型の３連結バスが走っていました。「？」と思ってよく見たら、端から端までを結ぶためのバスでした。１人２元。これに乗れば便利だけど、人の間を走るのはきっと大変なことでしょう。
南京東路と南京西路の境目に、宝くじ売り場が出ていました。１枚２元だと言うので、５枚のセットを１０元で買ってみました。５枚のうちの２枚が末等の２元。中国では末等の場合、お金がもらえるのではなくて、もう１枚宝くじを引くことになります。そこで改めて２枚引いてみたら、これはどちらもハズレ。ちょっと悔しかったのでまた１０元出して５枚のセットを買いました。そしたら、なんと３等の６０元が大当たり！　ホクホクして当選金を返してもらいました。「６０元あればおいしいものが食べられるなあ。今日の夕ごはんはちょっと豪華に行ってみよう！」と思ったのは秘密なのです。（^_-）＝★

南京東路を行き来する人の波。

南京東路を、観光客を乗せて走るバス。２元。

こんなにきれいになった店が並んでいる。

夜の南京東路はそのネオンの明るさに圧倒される。