ちょっと寄り道

 

友人宅でお世話になっている間、車で往復8時間のところにある本渓市の水洞(鍾乳洞)に連れていってもらいました。ワゴン車をチャーターして、家族5人(私を含む)でおでかけです。鍾乳洞の全長は3km、ひんやりと冷たい空気が漂っているので、入口でコートを借りて入っていきます。中は水が流れ込んでいるので船に乗って進みます。牛の形になっている鍾乳石、猫のような形のもの、観音様の姿にできあがった石など、めずらしいものばかり。自然の力は本当に不思議です。

また、友人の家の周りを人力タクシーで案内してもらったり、夕方から海に出かけてのんびりした休日を楽しみました。海では遊覧船に乗って30分の海上の旅。さっきまで明るかった水がだんだん暗くなっていきます。ふと太陽を見るといつのまにか沈もうとしています。もう少し、もう少し、と思っているうちに赤い夕日は沈んでいきました。太陽ってこんなに速いスピードで沈んでしまうものだったのですね。日本にいるときは忘れていました。

当たり前のことですが、太陽が昇って1日が始まり、太陽が沈んで1日が終わる。このことに気付かせてくれた休日に感謝。

 

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水洞(鍾乳洞)の奥へは船に乗って


長い時間をかけてできあがった鍾乳石


鞍山には有名な白塔がある


白塔の壁面には仏像の彫刻


海で遊ぶ人々


沈む夕日を眺めながら

 

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