今日も早起き

 

中国人は早起きです。日本ではのんびり寝ている私も中国では朝早く目が覚めてしまいます。そんなときは、どんどん街に出て、朝市を覗いてみましょう。

朝市では露店が出ていて野菜や果物、日用品に魚や肉、いろいろなものを売っています。一口に東北と言っても広さは日本の比ではありません。地方によって品揃えが違います。

大連の辺りは海がすぐそばにあるので、魚介類が豊富です。あさり、クラゲ、カニ、太刀魚、カレイなど、どれも生きたままで売っているのです。値段も5元、10元と信じられないくらいの安さです。もちろん野菜だって新鮮なものを売っています。齧ればパキッというくらいのキュウリやシャキシャキしたキャベツを見ることができました。数年前、泥にまみれてグッタリした野菜を売っていたのに、今はおいしいものが安く買える。こんなすばらしいことってないでしょう。キャベツは1個7角(約12円)、桃は4個で1元(15円)でした。
* 中国では何でも重さで値段が決まります。キャベツ、桃はそれぞれ1斤(500g)の個数です。

その他にも鳥や犬を売る露店もあって、にぎやかでした。シマリスは1匹10元、ウサギはつがいで15元、犬は1匹150元でした。

哈爾浜まで行くと、今度はロシアが近いため、市場の品物にはロシア風のものが混じっています。ちょっと酸味のある黒パンや、小麦の味そのままの固いパンなど、やはり1つが5角〜1元くらいで売られていたのでした。

 

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朝市の卵。真ん中は咸蛋(シエンダン)。


朝市は野菜も新鮮


包丁の実演販売


哈爾浜の朝市では鶏も売っている


シマリス、いりませんか?


スーパーだってこんなにきれい


大連には日本人街が残っている


哈爾浜はロシアの風情

 

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