東北縦断のんびり紀行

 

2日目の午後、大連から営口まで列車に揺られて移動しました。友人のエンちゃんの自宅が営口にあるからです。初めての硬座(インズオ)に乗って、4時間の旅です。

ところで、中国を歩いているといろいろな乗り物に出会います。もちろん、自転車、バイク、車は当たり前のように走っているのですが、この他に公共の乗り物があるのです。バス、トロリーバス、路面電車、タクシー、人力タクシー、地下鉄、そして汽車。

大連のバスはカラフルで可愛らしいものでいっぱいでした。北京の殺風景なバスとは大違い。それに、2両連結のもの、2階建てのもの等、いろいろな種類のバスが走っていたのです。

タクシーは初乗り8元。この辺りも北京の物価とは雲泥の差です。驚いたのは運転手と乗客の間に垣根がないこと。他の地方では運転手を乗客(の犯罪)から守るために格子のようなもので席を覆っているのです。大連は中国一治安のいいところということで、タクシーの運転手も安心して運転できるというのが自慢なのだそうです。

そして列車。今回は硬座と硬臥(インウオ)の両方に乗ることができました。硬臥の方は、昔のB寝台を想像していただければいいでしょう。3段の寝台列車です。車窓からはどこまでも続くトウモロコシ畑に混じって馬や山羊の姿を見ることができました。

 

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大連のバスはとってもカラフル


路面電車は日本の名残


大連駅は近代的


無料の候車室(待合室)


ホームは大荷物の人・ひと・ヒト


この列車は16両編成


馬で畑を耕す人


線路の脇にはこんな家


のんびり硬座(インズオ)の旅


哈爾浜の先まで行く快速列車

 

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