素敵な歌と舟はゆく 〜3日目〜

朝8時、4階のレストランで朝食を食べているときに船は出港。岸では軍艦マーチを演奏していた。同席したアメリカ人(香港人のグループには相席を断られた)はカリフォルニアからきたファミリーで、とても興奮していた。それもよい。でも、私は部屋のことがただただ気になった。フロントで確認すると、「部屋が空いているから、同室の人は別の部屋に移った」と言う。それなら早く言え。昨夜フロントで30分以上ごちゃごちゃと文句を言ったのが効いたらしい。二人部屋を一人で使えることになり、とりあえずは安堵。

さて、この船、欧米人に加えて、中国人、台湾人、香港人、フィリピン人、日本人が乗っているらしい。そして、私が唯一の日本人だということが判明。船の中では日本語は期待できない。(T.T) 仕方ないので、英語と中国語で全ての会話をこなすことにした。それはいいんだけど、私の英語、すでにずいぶん錆びついてるからなー

船は進み、豊都で下船。閻魔様の住む鬼城を見学するのだ。途中まではロープウェイで登り、あとは階段を上っていく。暑い日差しの下、閻魔様の前での作法や地獄での心得などを教わって、下に降りてきた。

船に戻れば夕食とウェルカムパーティー。ロハで酒が飲めるとあって、船客はみんなうれしそうだった。私もシャンパンを3杯ひっかけ、ホロ酔い気分で船室に戻ったのだった。

[教訓]
納得できないことがあったら、とことん文句を言おう。
香港人よりも欧米人のほうがフレンドリーだ。どんどん英語で話しかけよう。

 

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いよいよ出港。
3泊4日、船の旅の始まりです。


長江を進んで行く。
両岸は山が連なり、早くも三峡を予感させる。


船室は割ときれい。
スイートルームはもっとすごい。


昼食風景。
バイキング形式で食べ放題。
ああ、太る〜〜〜 (T.T)


仙娜号。


豊都・鬼城。
さて、閻魔様の住処に行きますかね?


ロープウェイ。
なんだかグラグラするのが危険だ。


ほーら、酒鬼。
酒ばかり飲んでいると、こうなっちゃいますよ〜


閻魔様のいるところ。
地獄にいったときのために予行演習しておこう。


ウェルカムパーティー。
5階の甲板で思い思いに語らう。

 

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