豫園 6日目〜

819()】 晴れ時々雨

今日は朝7時に起床。
手早く身支度を済ませて750分に出かける。
行き先は、豫園。
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ここに来るのもやはり3年ぶり。
日曜日のせいか、この時間にもかかわらず 結構人がいる。
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まだ時間が早いので、開店していない店も多い。
まずは……
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そう、南翔饅頭店へ。
ここは1階がテイクアウト専門、2階が蟹肉入り小籠包専門、
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階がコース専門となっている。
目指すは2階。
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年前に来たときは16個で15元だったのに、今回は16個で20元。
うーん、値上がりしてるなあ。
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時半には店に入って席に着いたのに、かなり待たされる。
いわゆる、客の完全入れ替え制を取っていて、
前回の人たちが全員出て行ってから
ようやく今回の客の小籠包が出てくるということらしい。
結局小籠包が出てきたのは910分。 結構待ったなあ。
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とにもかくにも小籠包を一つ……
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昔、包子を食べた客が中身だけ食べて外側の皮を残していたので、
それではもったいないからと、薄い皮のものが考え出されたという小籠包。
おいしいんだけど、以前食べたときのような感動はない。
セイロの底がガサガサしていて、せっかくのスープが漏れ出てしまう……
もったいない。
そろそろこの店にこだわらなくてもいいかな。
他にもおいしい店はあるしね。

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さあ、小籠包を食べたあとは、スタバでタンブラーを買いましょう。
今回は豫園限定タンブラーが目当て。
スタバの傘もいいなあ。
でも、荷物になるので今回はパス。
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タンブラーを買ったら、九曲橋を通って 豫園の入口まで行く。
入園料は30元。
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門をくぐれば庭園が待っている。
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足元にはこんな模様が。
これ、西塘の方に行ったときも見かけたなあ。
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以前はこのあたりも入ることが出来たんだけど
改修&老朽化で進入禁止の場所も結構ある。
実際に豫園に入るのは10年ぶり。
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年という年月は、やっぱり長いんだな。
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龍壁。
爪が5本ある龍は皇帝しか使えないので、ここは爪4本の龍になってます。
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このあたりは静か。
昔来たときは、結構カップルで写真を撮っていたりしてにぎやかだったんだけどなあ。
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中学生か高校生の学生さん達が テキストのようなものを持って
豫園の成り立ちやそれぞれの庭園について勉強をしてた。
こういうところにも時の流れを感じるなあ。
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さあ、豫園を見学したあとは、もう1軒のスタバで小休止。
まだあまり長い時間歩いていられないのだ。
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アイスコーヒーを飲んでのんびりしていると、
試食だといって月餅と紅茶を持ってきてくれた。
ちょっとうれしい。
そういえば、上海のスタバはメニューに
「ショート」「トール」「グランデ」「ベンティ」と書いてあるのに
なぜか「小杯」を注文すると「トール」が出てくる。
基本的に「ショート」は作ってないみたいね。
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さあ、今度はお土産を買うぞ〜!
ということで上海老街を歩く。
豫園の南側は工事をしていてこんな建物ができていた。
今度来るときは完成してるかなあ?
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中国といえば、こういう飾りだよな〜
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毛沢東グッズ。
これ、もらっちゃったら結構困るよね。(笑)
他にもいろいろなお店があったので、お土産をいろいろ買う。
あるお店ではお水を1本サービスしてくれた。
おばちゃん、ありがとね。

そのお水をぐびぐび飲みながら方浜路を西へ西へを歩いていく。
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途中で見つけた蒸留水の自動給水器。
生水の飲めない中国では各家庭に蒸留水のボトルがおいてある。
なるほど、こういうところで補給するんだ。
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街のあちこちは工事中。
以前もこのあたりを通ったから 面影のある通りもある。
それでもこうして崩されている箇所があちこちにあると、まるで知らない場所を歩いているようだ。
私の大好きだった上海はもう、ここには無い。
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さらに歩いていくと、果物屋の店先でスイカが空を飛んでいた。
ひょえ〜〜〜っ スイカって投げていいの?
今にも落っことしそうでコワイ、コワイ。

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さあ、やっとお目当ての場所に着いた!
上海万商花鳥魚虫交易市場。
ここに来てみたかったんだよね〜
中に入ると……
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早速シマリスくんを見つけた。
元気いっぱいのシマリスくんは全力でアピール中。
うーむ、でも、買えないなあ。
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ロボロフスキーやジャンガリアンも発見。
以前はゴールデンハムスターが全盛だったけど、
最近はロボやジャンのようなドワーフハムスターが人気なのかも。
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ケージも日本で売ってるのとほとんど同じ。
というか、日本のと同じもの?
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アヒルの子は元気に歩き回っていたけど、
とくにこの子はカメラのレンズが気になる様子。
何度カメラを構えても、レンズの前に顔を出す。
うーん、君はウチのまぐっちにそっくりだぞ。
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猫は…… ぐったりしてた。 そりゃそうだよなあ。
この暑さだもの。
人間だって動くのがつらいのに、夜行性の猫には愛想を期待しちゃいけないよな。
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犬の方はくっついて丸まってた。
かわいいけど、上海では売れるのだろうか……
登録料が結構高いって言うしね。
他にもコオロギや魚が売られていました。
コオロギはとくに人気だったなあ。

ペット市場の向かい側は、東台路古玩市場。
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ここはいわゆる骨董市場なんだけど、ほとんどがニセモノらしい。
でも、一応見ていくか……
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毛沢東語録です。
 
実は私は持ってない。 1冊くらいは買っておくべき?
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周璇のポスター。
周璇と言えば、「何日君再来」だなあ。
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古銭もアヤシイ。
絶対ニセモノだよな。
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こんな感じで両側に店が並んでいて 欧米人には結構人気。
オリエンタルな雰囲気がするからかな。

このままずっと西に歩いていくと新天地に到着。
アイスコーヒーを1杯飲んで、ついでに財布を覗くと、もう500元しか残ってない!
慌てて近くの中国銀行に走る。
今日は日曜日なので開いている窓口も少なく、結局きっかり1時間半待たされた。
今日のレートは1万円で647.4元。
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日が625元、15日が630元、16日が634.9元、17日が651元。
上昇して下降か……
本当は新天地内の鼎泰豊で小籠包を食べたかったんだけどまだお腹が減らない……
仕方ないのでタクシーでホテルに帰る。

ホテルに戻ってみるとまだ部屋は掃除が終わっていなかったので急いで掃除を頼む。
しかし、疲れた。
暑かったし、途中でお天気雨も降ったしな〜
そのままベッドでしばらく休み……

気付いたら16時だった。
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時間近く寝ちゃったな。
慌てて食事に出かける。
地下鉄で南京西路まで。
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そっか。
寝てる間に雨が降ったんだ……
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ぜひとも買い物しようと思っていたZARAに行ってみたけど目ぼしいものが無い。
うーん。
値段も日本と同じか、ちょっと高いくらいだし。
仕方ないので、そのまま夕食を予定していたタイ・ギャラリーに行ってみた。
ん?
店が暗い。
さてはつぶれたかと思っていると、店のドアが開いた。
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時開店なんだそうだ。
ガイドブックには16時開店って書いてあったのに〜
でも、中で待たせてもらえるということなので、とりあえずテーブルについて40分待った。(^^;)
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店内はおしゃれな造りになっている。
売り物のアートも展示してある。
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さて、メニューは……
英語、タイ語(アルファベット表記)、中国語で書いてあるね。
あれもこれも食べたいけど、一人だしなあ。
でもまあ、今日は豪華に行ってみよう!
「泰式青木瓜沙拉(ソムタム)」50元、「辣味碎鶏肉沙拉(ラープ・ガイ)」48元、
「海鮮沙拉(ヤム・タレー)」58元、「泰式緑咖
配青檸及羅勒葉(グリーンカレー)」58元。
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まずはグリーンカレーが来た。
今回は豚肉で作ってもらった。
具がたっぷりだし、バイマックルー(コブミカンの葉)とココナツミルクがとてもいい香り。
米の炊き方はもう一つだけど、マイルドな辛さでとてもおいしい。
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そしてラープ。 実はこれが一番辛かった。(笑)
一緒に出てきたレタスに包んで食べるようにと言われたけど、
そのまま食べても充分おいしかったなあ。
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ソムタムはほとんど辛くない。
でも、久しぶりのこの青パパイヤの食感がうれしい。
中国料理は好きなんだけど、続くと結構胃に重い。
 
タイ料理の甘酸っぱさがとてもいい。
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そしてヤム・タレー。 エビもイカもたっぷり。
普通の玉ねぎが使ってあるのでちょっと甘いけどとっても爽やかな辛さだわ。
これ以外の料理もだいたい5060元という手頃さ。
もちろん中国の物価からすればかなり高いけれど、
今回私が注文した4品は3人で食べても充分な量。
これで約250元だからそれほど高くはないかな。
私が感心したのは……
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この唐辛子で作った花飾り。
きれいでしょう?
これは絶対真似したい!
ここは意外と繁盛店みたいで、 次々客が入ってきた。
そうか、これからは中国のタイ料理も目が離せないな〜
でも、お願いです。
私に英語で話しかけるのはやめてください。(笑)
相手が外国人と見ると、即英語で話しかける習慣は どうかと思うの。
もちろん、料理を注文するとか日常会話程度なら英語でも充分こなせるんだけど、
私の語学力は、日本語>中国語>英語なんです。(笑)
できれば中国語で話しかけてくれた方が助かります。

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そして早めにホテルに戻り、シャワーを浴びて
のんびりチョコ&コーヒータイムとなりました。

[本日の教訓]
* 夏の上海は結構雨が降る。
* 中国で食べる外国料理もまた楽しい。

(旅行中の日記を再構成しました)

 

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