出発 1日目〜

814()】 晴れ

いつも中国に行くときは、 朝暗いうちに起きて家をでるのだけれど、
今回は午後便出発ということで、 のんびりと840分に家を出た。
 
このくらいの時間だと助かる〜 電車もラッシュ時間帯のはずが、
お盆休みの人が多いらしく、結構すいている。
よかった〜

さて。 空港での集合時刻は11時半。
今回は私の通っている二胡教室の人たちと一緒に
上海音楽学院で行われる二胡検定を受けに行くのだ。
というわけで、みんなで同じ飛行機に乗る。
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個人で飛行機&ホテルを取った人も有り。
すでに出国ラッシュはピークを越えたらしく、空港は比較的すいている。
全員で飛行機のチェックアウトをしたあと、海外用携帯電話を持たない人たちは
携帯電話のレンタルをしに行った。
私?
私は去年のトルコでレンタル携帯に痛い目を見ているので、
今回は最初から自分で海外用携帯を持って行ったのだ!
携帯レンタルに時間がかかったものの、 税関はスムーズ。
みんなで一緒に二胡の持ち出し申請。
実はこれをしておかないと後で大変なことになる。
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空港にはこういうものが大抵置いてあるが、
要するに帰国の際に「持ち込み不可」ということになり
没収もしくはニシキヘビの皮を剥がれることになるのだ。
各自書類に自分の二胡の特徴を記し、
税関の印を押してもらって手続きは完了。
その後の出国手続きは非常にスムーズ。
やっぱり成田は第1ターミナルと第2ターミナルに分けてよかったね〜

出国がすめば、しばらく自由行動。
私たちは小腹がすいたということでスタバへ。
ここでしばらく休憩の後、ゲートへと移動した。
1ターミナルは改装がすんだばかりなので本当にきれい。
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自分の乗る飛行機を眺めながら、だんだんうれしくなってくる。
実は私は「飛行機が大好き」なのだけれど、「飛行機が大の苦手」でもある。
ただ、今までのところ、飛行機事故に遭ったことはないし、
前日まで欠航だったのに自分の乗る便は予定通り飛んだりで、
意外と飛行機は相性がいい気がする。
そんなことを考えながら機内で待機していると、
14
10分に飛行機は動き始め、14時半に無事離陸した。
そして15時に、お待ちかねの機内食♪
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見た目はいいけど、味はもう一つ。 デザートがないのもちょっとさびしい。
全日空なので「FLY! パンダ」の機体だといいなあ、
と期待していただけに失望感は否めない。
食後、デジカメの時計を1時間戻す。
腕時計はもともとデュアルなので戻す必要無し。
いつもは一人旅なので退屈する機内での時間も、
今回は大勢(なんと16人!)での旅なので暇になる時間もない。
あっという間に上海に到着。
時計を見れば1710分(現地時間)だった。

入国審査は「中国人専用ゲート」に並んでよいという指示だったのであっという間に完了。
外に出て、ガイドの周さんという女性と合流。
みんなで大型のバスに乗り、ホテルまで移動した。
途中、「あれが万博会場ですよ」と教わる。
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上海の万博は2010年。
その頃までにこのあたりはきれいになってるんだろうな〜

ホテルに着いたのが18時頃。 部屋(811号室)に荷物を置いたら、すぐにロビーに集合。
とりあえず他の人を待つ間にエクスチェンジしてみる。 1万円→625元。
1
元がちょうど16円。
悪くない。
ついでにウェイウェイ先生と写真を撮ってみる。
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(写真の無断使用・二次使用禁止)
書き忘れていましたが、 私の入っている教室は「心弦」というところであります。
私の直接の先生はウェイウェイ・ウーさんではないけれど、
ときどきレッスンを見に来てくれるのでお互いの顔はわかっているというところか。
さて。
本日の「検定頑張ろう会」はホテル近くの 「蘇浙匯」(ジェイドガーデン)
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なかなか雰囲気の良いところである。
メニューはウェイウェイ先生におまかせ。
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まずは前菜系の料理が並ぶ。
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とりあえず検定前なので私はアルコール抜き。
ウェイウェイ先生おすすめのスイカジュースで乾杯!
フレッシュなスイカをしぼってあって結構おいしい。
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これは凍み豆腐を似たもの。
「これを食べれば検定合格ですよ!」との言葉にみんな先を争って食べる。(笑)
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豚の煮こごり。
見た目もきれい。
味もさっぱりしていておいしい。
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見たとおり、キュウリの和え物。 これはまあ定番かな。
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前菜を皿に並べてみた〜
これだけでも彩り華やか。
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薄切りの豚肉のドームの下は湯葉。 これまたさっぱりとした味で いくらでも食べられそう。
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こちらは胡椒のきいたベトナム風牛肉料理。
肉はやわらかくて最高。
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桂魚の丸揚げもいただきました。
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アスパラはシャキシャキ。
アスパラって大好き!
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こちらはまん丸の麩を煮込んだもの。 麩がスープを吸っておいしい。 2007_08140058.jpg
なんとアワビ入りのスープもいただきました。
冬瓜も入っていてお腹にやさしい。
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来ました、来ました、上海ダックちゃん♪
小さな貝の形のマントウにはさんでいただきます。
燻製されたダックの香りがかぐわしい♪
思わず4切れ以上食べてしまいました。(^^;)
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葱油餅。
これはウェイウェイ先生も大好きなんですって。
ここのはものすごくパリパリしていて本当においしかった!
店によっては油っぽいのがあるんだけどこれは大丈夫でした。
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そしてウェイウェイ先生イチオシのデザート。
酒醸(ジウニァン=酒かすのようなもの)を使った
甘酒風のものに小さく切ったお餅が入っています。
金木犀の花も入っていて香りがとてもいい。
食事の〆にバッチリでした。
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中国のデザートといえば、 果物も忘れちゃいけない。
なぜか大抵はスイカとミニトマトなのです。
というわけで、たらふく食べて(19品!)100元。
いつもの私からは想像できない贅沢です。(笑)
でも、おいしかった〜

そして、そんなポンポコリンのお腹を抱えて、
ウェイウェイ先生御用達のチャイナドレス屋さん「金
(ジンミン)」へ。
私は早速チャイナドレスをオーダー。
シルクで注文して800元。 まあまあのお値段でしょうか。
自分のチャイナドレスを決めた後は、通訳として活動。
他の人たちが見せの人と交渉したり話したりするのをサポートさせていただきました。

ホテルに戻ればもう23時。
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今夜はゆっくり休んで、明日の検定に備えます。
おやすみなさ〜い♪

[本日の教訓]
* お盆も14日になれば空港はすいている。
* チャイナドレスは紹介者の顔で23割引になる。

(旅行中の日記を再構成しました)

 

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