北京相册
(1990年8月1日〜8月12日)

 

■ 1990年8月1日


授業は午前だけなので、
午後になると毎日のように街に出かけました。


この日は天壇公園へ。
もっと予習してから行けばよかった……


中国の歴史的な建物は、
屋根や飾りがとてもきれい。


このバスを見ると懐かしくなる!
定期券を買って、毎日乗ってました。

■ 1990年8月2日


毎週木曜日は学校が観劇などに
連れて行ってくれました。


この日は京劇を見に行きました。
金魚胡同にあった劇場でした。

■ 1990年8月4日


初めての週末旅行。
朝早く学校を出て、汽車に乗り、
承徳にやってきました。


この日は避暑山荘の観光。


池にはハスが青々と繁っていました。
でも、花は咲いてないみたい……

 

■ 1990年8月5日


承徳2日目は外八廟の参観。
チベット式の仏教寺院です。


さすが皇帝が避暑に来るだけあって
承徳は涼しくて過ごしやすいところでした。

■ 1990年8月8日


景山公園に行き、初めて故宮を見下ろしました。
もっと早くくればよかったのにね。

 

■ 1990年8月9日


毎週木曜日に学校があちこち連れて行ってくれるのは、
学生寮のお湯が出ない日だから。


この日は北海公園のイルミネーション祭りへ。
まだ明るかった空が暗くなると……


あちこちで光に照らされた出し物が
闇の中に浮かび上がりました。

 

■ 1990年8月11日


最後の週末旅行は大同でした。


いよいよ留学期間も終わりが近づき、
学校の行事も大詰めです。
前日の夜行列車で大同に来ました。


大同といえば、今や世界遺産に指定されているところ。


崖の上から下にかけて彫刻があります。


全て手作業で彫られた仏像です。


これがいちばん有名な仏像かな。
上の方から彫っていき、
下まで掘り進んでいくのだそうです。

■ 1990年8月12日


大同2日目は、少数民族の村を訪ねました。
土で造られた家にビックリ。


素朴な家と人々。
こういう暮らしがあるということに驚きました。


観光客があまり行かないのか、
客引きや土産物売りも強引ではありませんでした。


私たちは日本人なのに、英語ガイドに
案内されました(もちろん日本語ガイドもちゃんといた)。


英語ガイドのグループだったおかげで、
欧米人のグループとも仲良くなれてよかったかも。


これは崖に引っかかったように見える懸空寺。
今にも壊れそうで怖い……


整備のされていない懸空寺は
床が抜けそうで本当にこわかった!


上からの眺めはきれいなんだけどね。
でも、あんまり下は見たくなかったな……

 

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